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失敗しないリフォーム工事をするために必要な考え

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代表プロフィール 愛知県名古屋市出身 1988年生まれ 県内大学卒業後、大手ハウスメーカーへ就職。 10年間リフォーム工事全般に携わり、数々の賞を受賞。 その後、別の会社での経験も必要...
Tfamily代表

ここでは過去に数百件以上のリフォーム工事に携わり、数千円から1億円規模までいろんな物件に関わってきた代表の経験や考えを知に、今リフォームを計画されている方の一助になればという思いでコラムを執筆しています。

今回はリフォーム工事において、失敗しやすい考えを紹介したいと思います。

後程紹介する工事内容を、今まさに計画しようとしている方は要チェックです。
慎重に検討していくことをおすすめします。

目次

リフォームにおける失敗とは

そもそも失敗とは何か。

施工不良や悪質な工事によってうまれたものも失敗と呼ぶかもしれませんがここでは紹介しません。

それは施工業者側の要因になるので割愛します。

では、どんなことを紹介するか。

  1. リスクが高い
  2. SNSで見かけたあの仕様、憧れて採用したけど同じようにはならなかった
  3. 住みながらの施工やめておけばよかった

こんな内容にしぼってお伝えしていきます。

①いいと思って採用したけどリスクが高い

新築工事と違い、リフォームは既にあるものを一部壊して新しいものに入れ替えたり、再利用やメンテナンスをしていきます。

その為、既にあるものがどの様な状態か十分把握する必要があります。

築古旧家イメージ

建物によって現況は様々です。

元々ある下地が良くないのに表面をいくら綺麗にしても施工の品質を下げるだけです。

紹介したい内容はたくさんありますがここでは、減築・増築について紹介します。

減築も増築もどちらもライフスタイルに合わせて要望が多い工事で、その時の生活に応じて建物面積を減らしたり、増やしたりを考えることはごく自然です。

では何がリスクなのか。

雨仕舞いと呼ばれる防水対策です。

安易に減築や増築を考えたがために雨漏りするといった案件をたくさん見てきました。

増築の場合、既存の建物と増築する部分の接合部が1番のリスクで、外壁や屋根の下地から或いは構造から触らないと安心できないパターンもあります。

アルミバルコニーをつけたりするパターンも雨漏りの原因だったりするケースもあるので既存の建物に何かを足して増やす場合は慎重な検討が必要です。

反対に減築の場合は増築のような接合部はでてきませんが減らしたい部分の主要構造部に触れていかなければいけない為、かなり大規模な工事になるケースが多いです。

主要構造部とは
壁、柱、床、はり、屋根又は階段をいい、建築物の構造上重要でない間仕切壁、間柱、附け柱、揚げ床、最下階の床、廻り舞台の床、小ばり、ひさし、局部的な小階段、屋外階段その他これらに類する建築物の部分を除くもの

豆腐の様に不要な部分をスパンと切ってなくすことができればいいですが、少なくとも屋根と外壁の取り合いをよく考えて施工しないと増築同様雨仕舞いに泣かされることになりますので注意が必要です。

雨漏りしてしまってからでは原因追及が難しく、再施工の費用も莫大にかかってしまいます。

増築・減築を計画する際はそれをしなくても計画できないかを先ず検討してみるのもリスク回避に繋がります。

建物状況・敷地内状況によって変わります。必ずしも増築、減築が雨漏りする工事とは限りません。

SNSで見かけたあの仕様、憧れて採用したけど同じようにはならなかった

今やメーカーのカタログや資料を請求しなくてもネット上にたくさんの参考事例があります。

素敵な間取りや好みのデザイン、憧れの設備機器など自身にとって目を惹くものばかりです。

但し、そのまま採用するには少し早いです。

繰り返しになりますが、新築住宅と違い、既存建物をリフォームする場合は現状診断が鍵を握ります。

ここを疎かにしてはリフォームの成功はありません。

現状を把握しないままに好みだけでいろんな商品を選んでいくと

  • 間取り変更の際に撤去する計画をしている柱が抜けなくなり、その柱が邪魔で予定していた設備機器が入らない。
  • 床下地状態をしっかり確認していなかったために新規のフローリングレベルが傾いてしまった。
  • 古い建物は大抵歪んでいますが、そのまま新しい建具に交換。しかし建て付けが悪いことが理由で建具が床に擦ってしまうようになってしまった。

この様にリフォーム工事では施工会社でも想定できないことが山程発生します。

それを防ぐために施主側では自身の家の状況をしっかりと把握しておく必要があります。

過去に起きた不具合や異変は余すことなく施工会社へ伝えておかないと後からでは修正がきかない場合もあります。

その上で現況診断をしっかり実施する会社に依頼したいですね。

住みながらの施工やめておけばよかった

続いては工事中の話になります。

ご依頼をいただく中で多くの人が『住みながらの工事』か『仮住まいを探しての工事』かで悩まれると思います。

これは工事規模にもよりますので絶対にこうした方がいいというのはありませんが、目安はあります。

『住みながらの工事でも比較的支障のない工事』
・水廻り工事(各設備の単独工事)
・クロスの張替工事
・外壁塗装工事を含む外装工事
・外構工事
・ライフラインや居場所を確保できる広さのある建物の工事
・1週間以内の宅内改修工事    等々

『仮住まいを推奨する工事』
・間取り変更工事
・スケルトン改修工事(1階・2階を分けて工事する場合も含む)
・居場所が通常より狭くなる上に2週間以上の工期となる工事
・同線となるスペースやメインスペースの床下地を回収する工事
・その他通常の生活との乖離が大きいと想定される工事  等々

リフォームするだけで仮住まいをするとなると労力もさらにかかります。

初めは工事する中での生活も覚悟をする方が多いですが、中にはギブアップされる方も多いです。

多くのリフォーム会社は現場に自社の監督が常駐しているわけではないので毎日知らない職人と顔を合わせることになります。
簡単な工事であれば支障が少ないと思いますがそうでない場合、普段感じないストレスを工事中は抱えることになります。

ではどのような括りで仮住まいを判断するか。以下のようなポイントがあります。

・埃が生活範囲内に入ってくるかどうか
・工事中に発生する音は大丈夫か
・普段の生活と何が変わるか

埃に関して

埃は目に見えないので知らず知らずのうちに工事していない範囲まで入ってきます。
※これはどれだけしっかり養生をしていても起こり得ます。
施工範囲が居住空間の半分以上となる場合は要注意です。
埃が発生すれば体調が悪くなる可能性がありますし、置いている家財にも影響が出るかもしれないのは簡単に想像できると思います。

住みながらの工事を検討されている方は自身がどの範囲までリフォームを計画しているか今一度考えてみることを強くおすすめしたいところです。

工事中に発生する音に関して

これは特にマンションでの工事を計画する際に気をつけないといけないことになりますが、最近は在宅で仕事をする人が増えている中で、集合住宅となると近隣からの音に関するクレームが非常に多くなります。

もちろん事前に説明をしたとしてもそのようなことは頻繁に起こります。

少し話が逸れますが、配慮するにも工事する側も限界があり、仕方のないことですが工事が始まる前に施主が挨拶に行く際ははっきりと状況を伝えた方がいいです。

これができていない方或いは事情がありできない方が多くいます。

そんな場合でも以下の要点だけは押さえておくといいと思います。
うるさくなる工事はどの期間が想定されるか
接するお隣さんだけでなくマンションの構造を把握して音が気になる可能性があるお宅まで説明にいく

一つ目は工事会社から工程表をもらい、その際に細かく説明をもらわないと施主側も把握できません。
事前に工事期間についての打ち合わせ時間をとってもらうことを推奨します。

また、二つ目は通常マンション規約では両隣と上下階、斜め上下に接するお宅にしか近隣挨拶を義務付けていません。
工事をしているとそれら挨拶をしたお宅ではない方々からそんな工事があるなんて聞いていない等の問い合わせが入ることもあります。

近隣付き合いが気になる方は義務付けられているお宅の更にその隣等にも挨拶をしておくことをおすすめします。

併せて工事会社にも挨拶に行ってもらうといいでしょう。

もちろん住んでいる施主も工事中の音は覚悟をしておかなければいけないです。

マンションに関して言えば、日曜日や祝日は工事を禁止することも多いですが土曜日は工事を行うことがほとんどです。
休日になる方が多くなる土曜日は特に周りに配慮したいですね。

音が出やすい工事開始直後の解体工事は余程の理由がない限り土曜日や金曜日からは始めてはいけないです。

普段の生活との変化

工事期間によりますが目安二週間以上の工事となると普段の生活がどのように変わるか施工会社へ相談した方がいいでしょう。

例を挙げると、『生活動線はどう変わるか』『工事中使えないものは何があるか』『毎日の作業時間について』等々いろいろ気になるポイントはあります。

特にストレスとなりやすいのは『毎日の作業時間について』です。

事前に工程表を渡されることがほとんどだと思いますが、目安二週間以上の工事でその工程表通りにいくことは少ないです。

理由は、工程表自体余裕を見て組んであるからです。

ほとんどの施工会社はきっちり予備日のない工程なんて組みませんし、時間単位で示してある工程表などは基本ありません。

例えば、当初解体工事を着工から3日間で予定していたのが2日間で終わった場合、3日目の日は休工になることがあります。
事前に『3日目は解体工事が早く終わったため休工となります。』と教えてくれるのであればいいですが、そのまま連絡がない施工業者や担当者はたくさんいます。

こうして、3日目に工事がないなら在宅しなくてよかったとストレスが少しづつたまっていくのです。

普段からコミュニケーションを密にとっていきたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
リフォーム工事は注意点がたくさんあります。

これから自宅のリフォームや修繕を検討している方は是非これらを念頭に計画してみてください。

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